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五月雨登校は、完全不登校より難しい?長引く理由と親の対応

51 分前
読了時間: 4分

「今日は行けたから、まあ大丈夫かな」

週に2日は登校できている。

残りの日は休む。

保健室や別室なら行ける日もある。

そんな状態が、気づけば半年、1年と続いていませんか。

学校が別室登校や遅刻、早退を「登校」として扱うこと自体には、私は問題を感じていません。

ただ、実はこの行ったり行かなかったりの状態(五月雨登校)は、完全に休んでいるときよりも難しいケースが多いのです。

五月雨登校、別室登校とは

五月雨登校とは、学校に行ったり行かなかったりを繰り返す状態です。

別室登校は、保健室など、教室以外の場所に通う形です。

どちらも「学校との接点が残っている」ことが特徴です。

それは本来、大切な支えになります。

けれど、接点が残っているからこそ、動かなくなるケースがあります。

完全不登校より難しい理由は『問題意識の差』

完全に休んでいるお子さんは、「自分は学校に行けていない」ことに、不満や不安を抱えています。

一方で、少しでも学校に関わっているお子さんは、こう考えがちです。

「まあ、自分は不登校じゃないしな」

【ポイント】 問題意識があるから、人は動き出します。 五月雨登校や別室登校は、この『問題意識』が薄まりやすい状態です。

自分を慰める言葉で、胸をいっぱいにしてしまう

本当は満足していないのに、「行けている日もあるから」と、自分を慰める言葉で胸の中を満たしてしまう。

そうすると、先に進むことをためらうようになります。

「ちゃんと行けるようになりたい」という気持ちは、消えたわけではありません。

ただ、言葉にしないまま、奥にしまわれていきます。

親御さんも「行けていないわけじゃないから」と思ってしまう

この状態は、親御さんの側にも起こります。

「まあ、行けていないわけじゃないから」

そう思うことは、責められることではありません。

毎朝、お子さんに向き合い続けてきたのですから、少し安心したくなるのは当然です。

ただ、この安心が重なると、五月雨登校や別室登校は長期化しやすくなります。

改善の兆しが見られないといったケースは非常に多いです。

五月雨登校を抜けるために、親ができること

特別なことではありません。

次の3つを、順番に試してみてください。

① 「行けた日数」ではなく、行けなかった日の『気持ち』を聞く。 「どうして行かなかったの?」ではなく、「何があると行きにくくなるのかな」と、事実ではなく気持ちに目を向けます。

② いまの形に、満足しているかどうかを言葉にする。 「このままでいい?」と責めずに、「本当はどうなったらいいと思う?」と聞いてみてください。

③ 期限を決めて、作戦会議を一度だけする。

ただ、「話し合いたいのに、その話し合い自体を拒否する」というお子さんも多いです。

その場合は、無理に続けようとしないでください。

【ポイント】 目指すのは、登校日数を増やすことだけではありません。 『行けている日』の裏にある、「本当は、ちゃんと行きたい」という気持ちを、親子で言葉にすることです。
【ご相談】 「行けている日もあるから」と、動けないまま時間が過ぎているご家庭は、少なくありません。 ご家庭の状況に合わせた進め方を、一緒に考えます。 ▶ LINEで無料相談 ▶ お問い合わせフォーム

まとめ

五月雨登校や別室登校は、完全不登校より難しいケースが多いです。

理由は、問題意識が薄まり、「自分は不登校じゃない」と思いやすいから。

そこに親御さんの「行けていないわけじゃない」という安心が重なると、長期化しやすくなります。

「行けている日もあるのに、ここから先に進めない」

そう感じているなら、まずはお気軽に、お聞かせください。

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パソコンとスマホを操作する女性、コーヒーカップが近くに置かれています。

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