
RAYの支援は、保護者を対象としたオンライン家庭支援が基本です。
お子さん本人と直接お会いしたり、面談したりすることは、原則として行っていません(訪問支援での対応を除きます)。
不登校の背景には、子どもの性格や学校の状況だけでなく、
家庭でのコミュニケーションや関わり方のパターンが大きく影響していることが少なくありません。
そのためRAYでは、まず保護者の方と一緒に、
家庭での声かけ・対応の見直し
子どもの「しんどさ」を言葉にできる環境づくり
再び休んだときの話し合い方・支え方
を整えることで、間接的にお子さんの行動や気持ちを変えていくことを重視しています。
はい、ご相談いただけます。
RAYが主な対象としているのは「不登校から概ね1年以内」のご家庭ですが、
不登校期間が1年以上続いているケース
公的機関・民間支援で「これ以上は難しい」と言われたケース
一度戻ったものの、再び不登校になってしまったケース
など、「他機関から移られてきたご家庭」も多数担当してきました。
インテークでは、
いつ頃から通えていないのか
これまでどのような支援・対応を試してきたのか
現在、家庭と学校がどの状態で止まっているのか
を整理したうえで、RAYの支援でお役に立てるかどうかを率直にお伝えします。
医療や行政との連携が優先されると判断される場合には、その旨も明確にお話しします。
はい。オンライン支援のため、日本全国どの地域からでもご利用いただけます。
カウンセリングはオンライン面談または電話、
チャット相談はLINEなどオンラインツールを使用します。
海外在住の方も、時差や接続環境について事前にご相談いただければ、可能な範囲で調整いたします。
「必ず◯週間で復学できる」とお約束することはできませんが、インテークでお引き受けしたケースに限ると、次のような傾向があります。
平均の復学期間:2〜4週間前後
多くのケースが2か月以内に復学
最長でも3か月以内に復学したケースがほとんど。
RAYでは、「いつまでに戻すか」だけではなく、
この子とご家庭にとって、無理のないプロセスは何か
戻ったあとに、同じパターンを繰り返さないために何が必要か
まで含めて、支援方針を一緒に設計していきます。
直近の集計では、次のような結果が出ています。
オンライン支援のみの場合の復学率:85.8%
訪問支援(アウトリーチ支援)を含む場合の復学率:99.2%(2025年11月時点)
代表は復学支援専門家として約13年間、不登校のお子さんとご家族のカウンセリングに携わり、これまで関わってきた復学支援は1,000件を超えています。
RAYでは、継続登校を次のように定義しています。
「病気・けが以外の欠席がなく、自分の在籍クラスに朝から参加し、放課後まで学校で過ごしてから帰宅する状態が、少なくとも1か月以上続いていること」
母子登校・別室登校・遅刻・早退などは、「そこに至る大切な過程」として評価しますが、
最終的な「復学達成」のカウントには含めていません。
短期の登校再開を「ゴール」とするのではなく、
「安定した登校が続くこと」までを見据えて支援の目標を設定しています。
基本的な構成は、次の通りです。
専属担当カウンセラーによる電話カウンセリング(原則週1回)
家庭での対応を記録・共有する「ファミログ」
チャット相談(原則24時間以内の返信)
心理系として唯一の国家資格である「公認心理師」が監修のもと、
認知行動療法(CBT)
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)
交流分析・選択理論心理学・アドラー心理学 など
複数の心理学理論からエビデンスのある要素を抽出し、
専門用語を極力使わずに具体的な会話例としてお伝えしていきます。
はい。学校や自治体・医療機関との連携は、復学・継続登校に欠かせない要素と考えています。
学校側への情報提供・共有(保護者の方と内容を確認・合意のうえで実施)
段階的な復帰プランの作成・調整(担任・生徒指導・スクールカウンセラー等との協働)
医療・行政と役割分担を明確にしたうえでの連携
などを、ご家庭と相談しながら進めていきます。
RAY自体は投薬行為を行いませんが、必要に応じて医療側の方針を尊重しながら役割を分担します。
はい、対応可能です。
RAYでは、
すべての電子機器を強制的に取り上げる
親の力だけで一方的に「完全禁止」を貫く
といった、関係性を大きく損なう方法は推奨していません。
代わりに、
お子さんにとっての「楽しさ」や「逃げ場」としての役割を整理する
家庭内で合意を得られるルールづくり
ルールを一緒に決めるための対話の進め方
必要に応じた訪問支援での環境調整
を通して、「現実的に守れるルール」と「電子機器以外の時間の使い方」を少しずつ増やしていきます。
その結果として、電子機器の利用時間が自然に減っていくことを目標とします。
可能性は十分にあります。
当センターで支援を受けているお子さんの多くに、何らかの身体症状が見られます。
過敏性腸症候群
起立性調節障害
むずむず足症候群 など
こうした診断を受けているお子さんでも、
医療機関での受診・治療方針を尊重しながら
生活リズムや環境調整
不安との付き合い方のトレーニング
学校との復帰プラン調整
を組み合わせることで、在籍校への復学・継続登校を果たしたケースが多数あります。
症状が完全に消えることを保証するものではありませんが、復学とともに身体症状の軽減が見られるケースも多くあります。
はい、支援の対象となります。
グレーゾーンと診断されたお子さん
発達障害と診断されたお子さん
のいずれの場合も、その子の特性に合わせた関わり方・環境調整を行うことで、
無理なく学校生活に適応していくことは十分可能です。
お子さんの状況によっては、
通常学級ではなく、通級・支援級・適応指導教室などへの復帰
を目指すケースもありますが、
「診断があるから、普通学級への復帰を最初からあきらめるべき」という考え方はしていません。
インテークで現状を丁寧に整理したうえで、
現実的かつ無理のない目標設定を一緒に行っていきます。
はい、大丈夫です。
電話相談は平日夜・土日祝でも可能
予約制により分単位でのお時間の指定が可能
など、できる限りご家庭のスケジュールに合わせて調整します。
また、チャット相談を併用することで、
「まとまった時間は取りにくいが、こまめに相談したい」
というご家庭にも対応しています。
はい、可能です。
RAYのオンライン支援は月額制で、1か月単位の更新です。
最低契約期間や年間契約は設けていません。
「合わないと感じた」
「いったん様子を見たい」
「家庭の事情で継続が難しくなった」
といった場合には、翌月以降、いつでも終了していただけます。
(当月分の料金は、月途中で終了された場合も変更ありません)
継続するかどうかの判断も含めて、毎月のカウンセリングの中で率直にご相談いただいて構いません。
インテークカウンセリング(現状整理と方針提案を行う初回無料相談)は、原則1回のみです。
「本格的な受講前に、何度か相談しておきたい」という場合には、
通常の面談カウンセリング(60分・11,000円)として
追加で受けていただくことが可能です。
