RAYの不登校支援は「復学で終わらせない」支援です
日本で初めて心理職として国家資格化された「公認心理師」が、RAYの支援プログラムを監修しています。
背景には認知行動療法(CBT)やアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)をはじめとした複数の心理学理論がありますが、実際の支援では専門用語を極力使わず、日常の言葉と具体例でお伝えします。
不登校の「復学/再登校」はゴールではありません。
RAYが目指しているのは、継続登校の安定を土台にしながら、
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子ども自身の自立
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家庭としての自立
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親が「子育てをしていてよかった」と思える状態
にたどり着くことです。
RAYは認知行動療法(CBT)とアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)を主軸に、復学 → 継続登校 → 自立までを一貫して支援します。
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1. 支援の軸:認知行動療法 × アクセプタンス&コミットメント・セラピー
近年、「認知行動療法(CBT)」という言葉を耳にする親御さんは増えてきました。
CBTは、簡単に言えば
「考え方と行動のクセを整え、悪循環を“できた”の連鎖に変える手段」
です。
RAYでは、このCBTにACT(1990年代に提唱され、思春期の不安・抑うつや親ストレス低減の有効性が研究で示されている心理療法)を組み合わせています。
「学校に戻す」ことだけで終わらせない不登校支援プログラムとして、復学・継続登校・自立までを見据えた設計を行っています。
2. 認知行動療法(CBT):逃避・回避を「できた」に変える
CBTによる支援の基本は、「やる気」を上げることではありません。
次のような“小さな階段(スモールステップ)”を一緒に設計し、毎週の「できた」を積み重ねることです。
対話のイメージ
子:「学校に行くことが不安で吐きそう」
親:「吐きそうなんだね。本当に吐くかもの根拠は10点中何点くらい?」
子:「……8点」
親:「今年実際に吐いた回数は何回かな?」
子:「……0回」
親:「そっか。それじゃ保健室まで動けるか試してみよう。途中で具合が悪ければ言ってね」
このように、「不安だからやめておく」ではなく、「不安を整理しながら、小さく試してみる行動」に変えていきます。
ただし、スモールステップだけでは、
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朝からの登校がなかなか始まらない
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自分の教室への完全な復帰に進みにくい
というケースも少なくありません。
多くのご家庭が、学校や公的機関、民間支援の助言を受けて同様の取り組みをすでに試されていますが、それでも再登校に至らず、「これ以上は難しいと言われてしまった」というご相談がRAYには多く届きます。
そこでRAYは、CBTに加えてACTの視点を取り入れています。
3. ACT:「不安を消さずに、不安を連れて進む」療法
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の考え方はシンプルです。
不安や怖さを「消す」のではなく、「不安があるまま、それでも自分にとって大事なことに向かって一歩進む」ことを支える。
感情を無理に抑え込ませるのではなく、本人が「大事にしたいこと(学び・友だち・進路など)」に沿って、今日できる最小の一歩にコミットできるよう支援します。
対話のイメージ
子:「学校に行くことが不安で吐きそう」
親:「吐きそうの波が来てるみたいだね。波は波、君は君。3呼吸だけ一緒に数えよう。」
「その困難や葛藤を抱えたまま、それでも君の大事にしたいこと(例:友だちと遊ぶ/進路のために単位を取る)に一歩近づくとしたら、どんな行動が考えられるかな?」
子:「……保健室なら行けるかも」
親:「OK。その“不安の波”を連れて、保健室まで行ってみようか。」
イメージとしては、「雨がやむまで待つ」のではなく、
雨は降り続いている前提で、傘をさして目的地に向かう
という感覚に近いものです。
4. 復学は“ゴール”ではなく「節目」
当センターでは、復学や継続登校を「本来の目的に達するまでの節目」と位置づけています。
復学だけをゴールにしてしまうと、親御さんが本当に望んでいる「自立」が置き去りになりがちです。
RAYが、不登校支援を「復学/再登校・継続登校ができたら終了」で終わらせない理由の一つは、
現状のお子さんの課題を根本的に解決しないまま「復学できたので卒業」と支援が終わってしまい、その後に不登校を繰り返してしまったというご相談が絶えないからです。
よくあるパターンとしては、例えば以下のようなものがあります。
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登校はしているが、プライドの高さや完璧主義がそのまま残っている
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学校には戻れたが、学習への関心が低く、受験・内部進学のタイミングで失速して自己肯定感が下がる
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自己発揮の機会が少ないまま、「どうせ自分はやっても無駄だ」という感覚が残っている
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学校には行くが、帰宅後はゲーム/YouTubeのみで、心身のエネルギーが回復しない
RAYでは、こうした「登校はしているが、心理的柔軟性が低いまま」の状態を避けるため、復学を一つの節目としながら、その先の生活・進路・家族関係まで見据えた支援を行います。
5. 「1日行けた=復学」とはみなしません
復学・再登校をうたう民間支援では、例として
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「1日登校できたら成果」
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「2週間登校できたら成果」
といった基準が用いられることがあります(母子登校や別室登校、遅刻・早退もカウントに含める場合があります)。
RAYでは、「病気・けが以外の欠席がない状態で、最低1か月の継続登校」をもって復学・継続登校の一つの判断基準としています。
母子登校や別室登校、遅刻・早退などは「大事な過程」として評価しますが、最終的な「復学達成」のカウントには含めません。
安定した登校には本来、一定の時間とプロセスが必要です。
短期での登校再開を「ゴール」とするのではなく、「安定した登校が続くこと」まで見据えて支援を設計しています。
6. 『親子関係改善テキスト&ワーク』
RAYでは、支援受講者のご家庭に対して、
「理想の家族関係」を実現するための思考・行動・会話の指針を、心理学的専門用語を極力排したテキストとワークとしてお渡ししています。
※以下、テキストの一部イメージ
復学に向けた親子支援の出発点は、「決める」ことです。
この内容は、親御さんからお子さんに丁寧に言葉で伝えていただく場面もあります。
子どもの心の中には、
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「友達に何と言われるか分からず不安」
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「勉強が分からない」
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「お腹が痛くなったらどうしよう」
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「授業中にずっと座っているのがつらい」
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「先生が怖い」
といった、実体験にもとづく不安と想像上の不安が同時に渦巻いています。
それらはすべて「行けない理由」になり得るため、ひとりでは動き出せません。
多くの場合、大人であっても
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「○○したいが、時間がない」
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「ダイエットしたいが、何度も失敗している」
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「資格を取りたいが、自信がない」
といった形で「考え続ける」状態に留まりがちです。
この状態が続くと行動は起きず、「挑戦できない自分はダメだ」という自己否定の連鎖に陥りやすくなります。
「決める」と何が変わるか
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「やらない理由」が「乗り越えるべき壁」に変わる
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焦点が「できない理由探し」から「どう解決するか」へ移る
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迷いに費やしていた時間が、具体的な一歩に置き換わる
誰にでも、人生のどこかで「決めて」目標に向かって没頭していた時期があるはずです。
その状態を意図的に作り出すことが目的です。
とはいえ、「決める」こと自体が難しいからこそ、多くの人が止まります。
そこでRAYでは、
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在り方のガイド(テキスト)と具体的なワーク
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CBTによる「小さな階段づくり」
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ACTによる「不安を抱えたまま進む技術」の習得
を組み合わせ、「決められる状態」を一緒に作っていきます。
7. 支援の中で用いる基礎理論
RAYの支援では、CBT・ACTを軸としつつ、以下の理論も必要に応じて取り入れています。
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交流分析
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選択理論心理学
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神経言語プログラミング(NLP)
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アドラー心理学
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ゲシュタルト心理学
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サイコサイバネティクス
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ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
※RAYは投薬行為は行いません。必要に応じて医療・行政と連携し、役割分担を明確にしたうえで支援します。
8. まとめ:大切な価値に沿って、「続く復学」を
RAYの支援のゴールは、復学や継続登校そのものではありません。
安定した登校の先にある、
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再不登校のリスクをできる限り下げること
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家庭としての自立
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親が子育てを楽しめること
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それぞれのご家庭が描く「理想の姿」
を目標に据えています。
不登校は「学校に戻れるかどうか」だけの問題ではありません。
「この子はどんな人生を生きていきたいのか」
「家庭としてどうありたいのか」
その問いに一緒に向き合いながら、復学 → 継続登校 → 自立までを伴走していきます。
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