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​訪問併用家庭支援コース

訪問併用家庭支援コース(アウトリーチ型)

 

 

家庭だけでは復学のきっかけをつくることが難しいケースに対して、復学支援カウンセラーがご自宅にうかがう「アウトリーチ(訪問)型」の支援を組み合わせるコースです。

 

RAYの基本はあくまで保護者支援・家庭単位の支援ですが、

 

  • 家族間で落ち着いて話し合うことが難しい

  • 不登校期間が1年以上続いている

  • 本人が学校や病院のカウンセリングルームに出向けない

  • 保健室登校・五月雨登校が長く続き、生活リズムも崩れてきている

 

 

といった場合、オンライン支援だけでは動き出しのきっかけがつかみにくいことがあります。

そのようなときに、訪問支援を“追加の選択肢”として検討できるコースです。

 

訪問支援コースで目指すこと

 

  • 「家から出られない」「カウンセリング自体を拒否している」お子さんにも、自宅で受けられる支援の窓口をつくる

  • 家庭だけで抱え込まず、第三者が入ることで親子それぞれの本音を整理できる場を確保する

  • お子さんの性格傾向や不登校の経緯に合わせて、「無理のない復学ステップ(別室・保健室・短時間登校等)」を一緒に設計する

  • 「復学して終わり」ではなく、継続登校が安定するところまでを見据えて伴走する

 

 

訪問支援は、「カウンセラーが代わりに何とかしてくれる」ものではありません。

ご家庭・学校・カウンセラーの三者が同じ方向を向くための“きっかけづくり”として位置づけています。

 

こんなご家庭に向いています

 

  • 家族でどれだけ話し合っても、話がすぐ感情的になり、なかなか整理が進まない

  • 不登校期間が長くなり、「このまま高校・成人期まで続くのではないか」という不安が強い

  • 本人が「学校にも病院にも行きたくない」と言っており、カウンセリングを受けるきっかけがつくれない

  • 保健室登校・別室登校・五月雨登校が続き、次の一歩(教室復帰など)が見えない

 

こうしたケースでは、一度オンラインで状況を整理したうえで、

訪問支援の必要性・目的・タイミングを保護者の方と一緒に検討します。

 

 

支援の流れ(イメージ)

 

  1. 事前アセスメント(オンライン)

    不登校の経緯・現在の生活リズム・お子さんの性格傾向・これまでの支援歴を丁寧に伺い、

    「訪問支援が本当に適しているか」「どのような関わり方が合いそうか」を整理します。

  2. アウトリーチプランの作成

     

    • 初回訪問でどこまでを目指すか(顔合わせ/遊戯療法中心/学校の話にどこまで触れるか)

    • 保護者がその場でどう関わるか

    • 訪問後、家庭内でどのような変化を目指すか

      を具体的なステップとして言語化し、保護者の方に納得いただいたうえで進めます。

     

  3. カウンセラーによる訪問支援

    専門的な訓練と現場経験を積んだ復学支援カウンセラーがご家庭を訪問し、

    お子さんのペースを尊重しながら、「二人三脚で歩き出すための一歩」を一緒に探ります。

    学校との連携プラン(家庭訪問や放課後登校)から、勉強、人間関係、コンプレックス、家族関係などの個人的な課題についても明確にし、学校に通えなくなった根本的な要因解決にもサポートを行います。

  4. 訪問後のフォロー(オンライン+ファミログ)

    訪問で得られた情報やお子さんの反応をもとに、

     

    • 家庭での声かけや対応

    • 次の登校ステップ(別室・保健室・短時間登校など)

      をオンライン面談・チャット・ファミログを通して調整していきます。

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