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子どもの考えがわからなくなったら

本記事を書いているのは『こまち先生』こと不登校解決支援センターRAY代表理事の辻です。


・(一社)家庭教育支援センターペアレンツキャンプにて、東京支部室長を歴任。

・家庭教育アドバイザー、復学支援カウンセラーとして親子関係の改善や復学支援に従事。

・SNSでは『こまち先生』として活動し、総view数は60万を突破!


「最近子どもが何を考えているかわからないんです」というお話をよく聞きます!


小学校3年生から中学生くらいまでのお子さんを持つ親御さんであれば、一度は悩まれたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな「子どもの考えがわからない」ことでお悩みのご家庭に向けた記事となっています。



▼この記事を読んでわかること




家庭環境や親のせいではない


小さい頃はお子さんが自分の考えや悩みを親御さんにストレートに相談していたため、場合によっては顔を見ただけで何を考えているか把握できたという親御さんも少なくないことでしょう。


しかし、年齢を重ねるにつれ素直に相談することが減ったり、そもそも会話自体少なくなることで「何を考えているのかわからない」という事態に直面することがあります


そんな時折り悪くお子さんに問題行動が見られたりすると、「もっと話し合って理解してあげないといけないんじゃないか」という不安に駆られる親御さんがたくさんいらっしゃいます。


もちろん悩みや不安を相談し、会話のあふれる家庭というのは理想的です。

しかし、お子さんの性格傾向や子育ての背景、家庭環境によってはそれが叶わないこともあって当然です。


共働きのご家庭も随分と増えてきた昨今です。

「もう少し一緒に居てあげたい」と思っていても、日々の生活に追われなかなか向き合う時間が取れないのは仕方ないことでしょう。

しかし、親御さん自身がそのことに後ろめたい気持ちを抱えられていることが多いため、何か問題行動が起きた時には愛情深い親御さんほど原因をご自身に帰結させがちです。


実際寂しい思いをしたことはあるかもしれませんが、だから子どもが素直に話さなくなったり、問題行動を起こすようになったわけではありません。

一因になることはあっても原因のすべてになることはまず無いと言って良いでしょう。





わからない=悪いではない


「子どもの考えがわからない」という状態は本来「子どもが大人のような考え方を身に着けてきたサイン」です


なんでも親に相談し解決を手伝ってもらっていた思考が「自立」に向かっているからこそこういった状態が起こります。


子どもは自分なりに考え、行動し、失敗して学ぶ過程を経て大人へ成長していきます。

大人からみれば甘い見通しや、失敗することがわかりきっている方法も「自身の考えに基づいて」経験していかなければならないのです。


「アドバイスしても言うことを聞かない」、「言ったことと真逆のことをする」というのは親の考えを離れ、自身の考えで成功体験を積んでいこうとする本能のようなものです。


ですので「子どもの考えがわからない」という状態は「子どもが自立していくために転換点を迎えているんだ」と理解してあげることが重要です。


その転換点をうまく乗り越えさせてやれないと親の考えに頼り切ってしまったり、反抗的な状態をいつまでも継続させてしまったり、自己肯定感が著しく低い状態を作り出してしまうことがあるので気を付けてみましょう!


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