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「うちの子すごくわがままなんです」

  • 執筆者の写真: こまち先生
    こまち先生
  • 4月4日
  • 読了時間: 4分

本記事を書いているのは『こまち先生』こと不登校解決支援センターRAY代表理事の辻です。

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・現大阪府教育長である水野達朗先生に師事し、一般社団法人家庭教育支援センターペアレンツキャンプにて東京支部室長を務める(現ペアレンツキャンプ運営とは一切関係ありません)

・家庭教育アドバイザー、復学支援カウンセラーとして親子関係の改善や復学支援に従事。

・SNSでは『こまち先生』として活動し、総view数は100万を突破!


 当センターの支援方針


支援を開始してまず、ご両親との面談カウンセリングを行い、より詳しい状況の把握とお子さんの生育過程を確認します。

性格分析において、本人の過去や周囲の環境に関する情報は不可欠です。

学齢期以降のみを確認するカウンセリングも見受けられますが、それでは不十分です。


正確な分析に必要なのは、何よりも情報です。

初回のお問い合わせから電話相談、そして面談カウンセリングに至るまでの間に、いかにお子さんの特性をつかみ、適切な方針を示せるかが、不登校の早期解決において重要なポイントだと考えています。


当センターでは、これらをカウンセリング専用クエスチョンシートで実施します。

なお、医療機関や公的機関のカウンセリングでは、この分析に数か月を要することが少なくありません。

最初の受診予約だけでも1か月待ち、というケースもザラにあります。


しかし、具体的な対応方針がないまま時間だけが過ぎていくのは、親御さんにとって大きな苦痛ですし、お子さんにとっても休む期間がいたずらに長くなるというデメリットがあります。

そのため、少し矛盾して聞こえるかもしれませんが、当センターの不登校対応方針は**「焦らず急ぐ」**としています。


世論には「子どもに力がたまったら自分で動く。その時を待つべき」という考えもあります。

特に不登校初期に、無理に登校を促すのは避けるべき対応でしょう。

ただし、力がたまっても動き出せない子のほうが圧倒的に多いのも現場の実感です。


支援が始まった親御さんには、まずこの考え方をご理解いただき、“待つだけ”で終わらない具体的なアドバイスをお伝えしていきます。



 「うちの子すごくわがままなんです」


一例として、次のような言動が家庭内で見られるお子さんは少なくありません。


  • 「お母さん、お茶取ってきて」

  • 「テレビ見るから、リビングにいないで」

  • 「このご飯は嫌。別のを作ってくれないと食べない」

  • 「お風呂には入りたくない」

  • 「パソコン・スマホは僕のだから返さない」



こうした様子は不登校になる前から多少見られることがありますが、学校に行かなくなると加速度的に増える傾向があります。

親御さんをまるで“召使い”のように扱う姿は、客観的に見てかなりまずい状態です。


ただし、これはお子さんの性格に異常があるわけでも、親御さんの教育方針が誤っていたわけでもありません。不登校のご家庭の約8割で、類似の問題が起きているのが実際です。


元々親思いで優しい子、自己管理ができていた子、家族と楽しく会話できていた子であっても、学校に行かない状況が続くと、人が変わったかのような態度が現れることがあります。


私たちは、不登校において一番の問題は「学校に行っていないこと」そのものではなく、「行かなくなってから家庭内で起こる問題」だと考えています。

この状態で対応を変えず、ただお子さんの言うことを聞いて“待つだけ”を続けると、一時的な様子の変化が定着し、後に強迫症やパーソナリティの問題として診断に至るケースも見られます(もちろん、すべてのケースがそうなるわけではありません)。


いずれにしても、**「待つだけがベスト」**という風潮には注意が必要です。


当センターでは、こうした不登校のメカニズムをまず丁寧にご説明し、ご納得いただいたうえで、家庭環境を変えるための具体策をアドバイスしています。



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